一生一死
いや、ジャンルは大嘘ですが。
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シャオルン
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    ※この作品は、有限会社トミーウォーカーの運営する『無限のファンタジア』の世界観を元に、有限会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
    イラストの使用権は作品を発注した相模に、著作権は 黒葉ケイ に、全ての権利は有限会社トミーウォーカーが所有します。
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    弱者の檻
    つんのめって、倒れこむ。
    倒れこんだ先には黒い水溜り。
    夜闇とは違う暗闇に視界が塗り潰される。
    鼻の奥には熱い痛みを残して。
    「立って!早く!!」
    焦った声に引き起こされ、また、影は走り出す。
    夜の森。
    雷雨。
    逃げる者と追う者。
    逃げるのが僕達。
    追うのが列強種。
    僕達の支配していた列強種が今夜負けた。
    だからそれに乗じて雇った傭兵達を護衛に。
    必死で掻き集めた金を報酬に逃げるはずだった。
    襲ってきた列強は略奪なんのその、と知っていたから。
    ――甘かった。
    歴戦の傭兵なんて肩書きは吹っ飛んだ。
    信用は置けたし経歴も調べて、最高ではないものの。
    考えられる内では最高の傭兵だったはずなのに。
    一般人とグリモアの加護を受けた傭兵との差はこんなにも違う。
    たった一太刀で傭兵は首をはねられてしまった。
    「自由に・・・ッ!自由になれるハズだッたのに!」
    荒い息の合間に泣き言を挟む。
    そんなことをすれば呼吸が乱れるだけなのに。
    非効率的だとは分かっているのに。
    聞かせてやりたかったんだ。
    自分達が何を渇望していたのか。
    襲ってきた脅威に「僕達の戦い」が何だったのかを。
    「逃げろッ!」
    護身用の中古のショートソードを鞘から抜きながら、叫ぶ。
    (僕達の誰かでも生き延びれればそれで良い・・・!)
    足を止め、向き直る。
    剣を構える。習い覚えた型の一つだ。
    追ってきた冒険者が足を止め、口の端を歪める。
    (こんな子供が。粋がりやがって。)
    そんな風に言っていたように思う。
    ・・・この時は既に頭の中はもう真っ白だったからよく覚えていない。
    相手の踏み込み様の一撃を何とか、型どおりに逆手側に避けた。
    返しの刃を敵は振るったと思う。
    僕はそれと相打ちする覚悟で避けて崩れた体制から無理矢理に突きに行ったと思う。
    ――結論から言うと僕の一撃は遅かった。
    だけど走りぬいた足の疲労は限界に達していて崩れ落ちるのが相手の斬撃よりも早かった。
    でもそれよりも早かったのは・・・3つ目の勢力の到着だったかもしれない。
    【同盟】の冒険者だ。
    僕達が逃げる先にと計画していた国。
    僕が崩れ落ち、追っ手の斬撃が空振り。そして追っ手に同盟の冒険者が放った矢の一撃が頭蓋に突き立った。
    ただでさえ緊張状態で張り詰めていた僕の意識は「助かったらしい」ということを確認しただけで飽和してしまった。

    思い返せば。
    あれが私の今の原点なのだろう。
    冒険者という存在。
    そして冒険者といえども。
    力を振るう者の上にはまた力を振るう者がいる事。
    力を振るう立場になるという事。
    陳腐な話だが、力を振るう立場に義務や節制を求めるのは弱者の都合だ。
    正義は弱者のために在る。
    弱者はその正義という美徳を捧げてただ我が身に災いが降りかからないことを祈るのみ。
    互いが互いを守るための概念。正義。
    お互いの利益を確保し、侵し合わない為の牽制。決まり事。

    だからこそ私は。
    手に握った刀を振るうことを正義とは呼ぶまい。
    コレは私のエゴだ。己の幸せを護りぬきたいだけのエゴだ。
    刀を振るう立場が正義を説くことの危うさを知ればこそ。
    私は私の幸せを正義とは呼ぶまい。
    ――それが弱者の檻に囚われる結果だったとしても
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    【2005/05/15 17:00】 設定 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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